ケアマネジャーのWORK&LIFE

ケアマネジャーのWORK&LIFE Vol.12

後編「LIFE編」

週末も色々と忙しいので、月に一度はゆっくり過ごすよう意識

 我が家は4人家族で、子供は2人とも大学生。皆それぞれ自分のやりたいことをやってるという感じで、私の仕事についても理解してくれています。
 通常のスケジュールだと、月曜から土曜はケアマネとして仕事をしていて、日曜も月1回は「Odawara若年認知症サポートプロジェクト」の家族会の集まりがあるほか、研修会などに出かけることもあり、なかなかプライベートな時間が取れないというのが実情です。とくに、イベントなどが多い秋は、まったく休みがないということも。できれば月に一度は家にいて、ゆっくり過ごせたらなと思っています。
 とくに健康法というのはないですが、毎日元気に過ごしたいので、毎日23時までには寝るようにして、しっかり睡眠をとることを心がけています。食事に対してのこだわりというのもあまりなくて、忙しくなってくると同じものばかり食べてしまう傾向があるんです。例えば、お昼ご飯に毎日、同じサンドイッチを買ってきてしまうとか。あと、好き嫌いがけっこうあるので、好きなものやよく知っているものを選びやすいかもしれません。その反動なのか、ご当地のおいしいものを見るのが好きなので、ネットやガイドブックなどをよく見ています。色々見ながら「これ食べてみたいな」と目星をつけておいて、旅行に行くこともありますよ。

しっかり寝て、オンオフをきっちり切り替えてストレスフリー!

 私の場合、ストレス解消法も、健康法と同じで良く寝ることなんです。起きるときは、6時前に目覚まし時計をかけて、ニュースなどを見ながら1時間ぐらいボーッと過ごし、朝からバタバタ・イライラしないようにもしています。
 あと、溜まった仕事などがあっても、どうせ家ではやらないので、持って帰らないようにしているんです。そうやってオンオフをきっちり分けているのも、ストレスを溜めない秘訣かもしれません。最近は利用者さんのご家族が協力してくれているので、長時間残業するということもないですね。勤務体系も、デイサービスが始まる8時半までに出勤して、早ければ19時には帰宅できています。
 とはいえ、やはり勤務時間は確かに長いですし、例えばパソコン作業をずっとやっていて疲れを感じることはあります。でも、そんなときは利用者さんのところに行って声をかけたり、作品作りの様子を見学したりするようにしていて、それがいい息抜きになっていると思います。また、次のイベントの予定を考えるのも、ポテンシャルをあげるコツですね。そこに向かって頑張らなくちゃ、と思って気合いが入ります!

支援者や若年認知症のご家族と行く旅行も元気の源に

 毎年楽しみにしていることの一つに、私が携わっている「Odawara若年認知症サポートプロジェクト」の旅行があります。毎年1回、ご家族や支援者の方と一緒にあちこち出かけていて、今年は新幹線で青森と函館に行く予定です。
 昨年はそれとは別に、東京・新宿にあるNPO法人「若年認知症サポートセンター」公認の大きなイベントを沖縄で開催しました。私は、このセンターが認定している若年性認知症専門員の3期生で、毎年夏に行われているフォローアップ研修にもなるべく参加しているんです。そして、昨年の研修後の懇親会で私が沖縄・浦添の「バリアフリーオリンピック」というイベントに参加する話をしたら、「それなら一緒に行きたい!」と仲間たちが意気投合して、イベントを企画することになったんです。結果、支援者さんや若年認知症のご家族やご夫婦、お子さんも含めて25名の参加者が集まりました。上の写真がそのときの様子で、以前、こちらのブログのVol.7&8で登場された西脇利恵さんや、沖縄在住のスタッフも頑張ってくれて、とてもいいイベントになったと自負しています。

今の仕事や活動をこのまま継続し、老後は旅行を楽しみたい

 今後は、新しく何か大きなことをしたいというよりも、今の仕事や活動をずっと続けていければいいなと思っています。あとは、周りに同じ志を持つ仲間がいる人生になればいいかなと。最近は、利用者ご本人やご家族も積極的に発信するようになってきていますし、仲間たちも「こんなことをやりたい」と言ってくれているので、それをできるだけ実現できるようサポートしていきたいですね。あとは、前回もお話しした通り、主任ケアマネの資格を取ることが目標です。
 そして、老後を迎えたら、あちこち旅行したいなと思っています。というのも、旅行先で文化財や街並みを見ながら、「昔の人はここでどんな暮らしをして、どんなことを考えていたんだろうなあ」と、ぼーっと思いをはせるのが好きなので。今回の沖縄イベントの際も、波上宮に参拝したり、火災の約1ヶ月後の首里城を遠くから眺めたりしながら、しばらく時間を過ごしていました。将来、ゆっくり旅行に出かけるのを楽しみに、ますます仕事を頑張りたいですね。

・しきさい館
・ケアマネジャー
・峯尾 生恵
専業主婦だったときにヘルパー2級の資格を取得し、訪問介護の仕事を始め、3年ほどして介護福祉士の資格を取得。子供が小学校に入るにあたり、デイサービスに転職し、5年ほど勤務してケアマネの資格を取得し、しばらくしてケアマネを兼務するように。2013年に「ODAWARA若年性認知症サポートプロジェクト」を立ち上げ、2014年に地域密着デイサービス居宅支援施設「しきさい館」を、2016年には認知症対応型施設「しきさい館・R」を開設。2018年、「ODAWARA若年性認知症サポートプロジェクト」が認知症ケア学会で表彰された。