旅紀行 @宮城県
全国各地に展開している「宅配クック123」。今回ご紹介するのは「宮城県」です!
観光
蔵王連峰をバックに咲き誇る桜並木・一目千本桜
大正12(1923)年と昭和2(1927)年、大河原町を流れる白石川沿いに、大河原町出身の実業家・高山開治郎氏の寄贈で合計約1200本の桜が植樹されました。その長さは約8kmにも及び、例年4月上旬から下旬にかけて「おおがわら桜まつり」が開催され、コロナ禍前は県内外や海外からも多くの人が訪れていたそう。また、桜の開花にあわせて、大河原駅から船岡駅間の東北本線普通電車が徐行運転となるため、車窓からも美しい桜並木を眺めることができます。
日本三景として古くから人々を魅了してきた松島
宮城県の代表的な観光地といえば、やはり松島でしょう。松島は松島湾に浮かぶ260余りの島々と沿岸部を含めた周辺一帯を指し、写真は「西行戻しの松公園」から見たものです。江戸時代から京都の天橋立、広島の宮島とともに日本三景の一つとして数えられ、江戸時代の俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」で紹介したことで全国的に有名に。なお、「松島や ああ松島や 松島や」という俳句は、芭蕉ではなく田原坊(たわらぼう)という人の句なんだそう!
樹氷と並ぶ蔵王のシンボル・宮城蔵王の御釜
蔵王山は、宮城県と山形県の県境に位置する、日本百名山の一つ。宮城側には、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3つの山に囲まれた火口湖の御釜があります。名前の由来はずばり、お釜状の形をしているため。湖の岸の長さは約1080m、直径が約325mで、水質が強酸性のため生物は生息していないのだとか。太陽の光によって深緑やエメラルドグリーン、鮮やかなブルーなど、さまざまな色に変化するため、五色沼や五色湖とも呼ばれています。
東北鎮護・陸奥国一之宮として崇敬されてきた神社
塩竈市に鎮座する鹽竈(しおがま)神社。創建年ははっきりとわからないものの、平安初期の文献には神社の名が記録されており、その起源は奈良時代以前とされています。奥州藤原氏や伊達家の崇敬も厚く、歴代藩主は大神主を務めていたそう。現在の社殿は宝永元(1704)年に竣工されたもので、平成14(2002)年には本殿、拝殿、四足門(唐門)、廻廊、随神門以下14棟と、石鳥居1基が国の重要文化財に指定されています。
名産品
焼鳥店の名物料理から仙台の名物となった牛タン
戦後の食糧難の時代、まだ食べる習慣がなく、安く入手することができたという牛タン。焼鳥店の店主だった佐野啓四郎さんが、その牛タンをおいしく食べられるよう開発したのだそう。その後、牛タンを全国に広めようと、牛タン専門店の経営者が「仙台名物」とうたったことで、全国的にその名が知られるようになりました。
鮮やかな緑色のずんだ餅
牛タンと並ぶ仙台名物とされるずんだ餅は、宮城県を中心とした広い範囲で食べられてきた郷土料理です。枝豆をゆでてすりつぶし、砂糖と混ぜたずんだ餡を餅にまぶした、素朴な味わいが特徴。かつてはお盆やお彼岸の時期に、米農家などで作られていたものだとか。近年ではずんだ餡を使った洋菓子も登場しています。
伊達政宗もおいしさに感動したというはらこ飯
今では宮城県の郷土料理として人気を博しているはらこ飯。醤油やみりんなどで鮭を煮込んだ煮汁でご飯を炊き、そのご飯の上に脂ののった秋鮭の身とイクラ=はらこを乗せた、味わい深い料理です。鮭の地引網漁が盛んだった亘理(わたり)地方の発祥で、伊達政宗に献上したというエピソードも伝わっています。
宅配クック123 宮城県のお店はこちら
仙台泉店 TEL.022-218-8226
仙台中央店 TEL.022-355-5401
仙塩店 TEL.022-766-8941
石巻店 TEL.0225-21-8333
お近くの店舗はこちらから検索いただけます。