旅紀行 @栃木
全国各地に展開している「宅配クック123」。今回ご紹介するのは「栃木県」です!
観光
標高600mの高原に広がる那須フラワーワールド
栃木県の北東部、那須町に位置する那須フラワーワールド。雄大な那須連山を背景に、約50,000㎡という広大な敷地を季節の花が彩ります。毎年春から秋にかけて営業されていますが、9~10月は黄、赤、ピンク、ローズ色のケイトウがちょうど見頃を迎える時期。約1.8haの花畑を埋め尽くすケイトウは、まさに「花の地上絵」といった趣で、その景観は圧巻の一言! 10月はコスモスの開花も楽しみです。
奥日光の戦場ヶ原は日本有数の湿原
かつての湖が湿原化した戦場ヶ原は、標高約1,400mの高所に位置し、400haの広さを誇ります。その名は、中禅寺湖をめぐって男体山の神様と赤城山の神様がこの地で争い「戦場」となった、という神話が由来とか。350種類もの植物が自生し、野鳥も多く生息する自然の宝庫で、9月下旬頃からは草原が色づき始め、10月上旬まで「草紅葉」を楽しめます。周辺には木道が整備されているので、気軽にハイキングもできますよ。
徳川家康をまつった世界遺産・日光東照宮
元和(げんな)3(1617)年に東照社として鎮座し、その後宮号を賜って東照宮と呼ばれるようになった日光東照宮。現在の社殿のほとんどは、寛永13(1636)年に三代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもの。境内の55棟の建造物のうち、陽明門など8棟が国宝、神厩舎・三猿など34棟が重要文化財に指定されています。また、平成11(1999)年には、社殿群が「日光の社寺」の一つとして世界遺産に登録されました。
日本三大名爆の一つに数えられる華厳の滝
「日光には四十八滝」と言われるほど、日光には滝が多いのですが、その中で最も有名なのが華厳の滝です。和歌山県の那智の滝、茨城県の袋田の滝とあわせ、日本三大名爆と言われています。勝道(しょうどう)上人が発見し、仏教経典の一つ・華厳経からその名がついたとか。中禅寺湖の水が、高さ97mの岸壁を落下する様はまさに壮観! 岩盤の中を一気に下るエレベーターで観瀑台に赴けば、間近で滝つぼを見ることもできます。
名産品
町おこしがきっかけで全国区になった宇都宮餃子
宇都宮といえば餃子、というほど、今では全国的に有名になった宇都宮餃子。その発祥は、宇都宮を本拠地としていた陸軍第14師団が満州に派遣され、帰還兵が現地の餃子を広めたからと言われています。ですがここまで有名になったのは、1980年代後半、宇都宮市の餃子消費量が全国一位だったことから、市職員が餃子で町おこしを発案したのがきっかけだったそう。今では餃子を扱う専門店が約200軒もあり、おいしい餃子を味わうことができます。
竹を使って打った麺が特徴の佐野ラーメン
佐野市を発祥地とする佐野ラーメンは、大正時代に中国の料理人が青竹打ちを伝授したのがそのルーツと言われています。その製法は、麺の材料となる小麦粉の塊の上に、青竹に置いて脚をかけ、体重をかけて打つというもの。青竹打ちならではの不揃いのちぢれ麺はコシが強く、佐野のおいしい水で作られる澄んだスープとの相性も抜群。市内には100年以上の歴史がある老舗店をはじめ、150店舗以上の店があるそうです。
栃木県がなんと全国シェア98%を占めるかんぴょう
かんぴょうの原料のユウガオは、アフリカ原産のウリ科の植物で7~9月に実をつけます。その果肉を紐状にむいて乾燥させたのがかんぴょうです。栃木県では正徳2(1712)年にユウガオ栽培が始まって、関東ローム層の水はけのよい土が栽培に適していたことから県内に広まり、 今では全国シェア98%を誇るまでに。カリウムが豊富で、カルシウムやマグネシウム、食物繊維を含む上に低カロリーなので、煮物やサラダなどにして食べるのもおすすめです。
お出かけの際は、コロナウイルスの感染に引き続き注意しましょう。来月は「香川県」をご紹介する予定です。お楽しみに!
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