旅紀行 @静岡県
全国各地に展開している「宅配クック123」。今回ご紹介するのは「静岡県」です!
観光
日本の象徴でもある国内最高峰の霊峰・富士山
静岡県と山梨県にまたがる富士山は、標高3776mの活火山です。その美しく凛々しい姿はまさに日本のシンボルであり、数多くの名画や文学のモチーフにもなっています。また、古くから霊峰とされ、現在も頂上に富士山本宮浅間大社の奥宮が鎮座し、平成25(2013)年には関連する文化財群とともに、「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録。例年、7月上旬から9月上旬は登山も可能で、コロナ禍直前には登山客の多さが話題となりました。
300万輪もの紫陽花が咲きほこる下田公園
下田港を一望できる小高い丘の上にある下田公園。春は桜やツツジ、冬は椿など、四季折々の花が楽しめますが、この時期は15万株・300万輪の紫陽花が園内を彩ります。和洋様々な100種類超の品種が5月下旬から7月上旬まで開花し、例年6月にはあじさい祭りも開催されますが、なんと見学は無料なのだとか! 後北条氏が下田城・別名鵜島(うじま)城を築いた跡地でもあるので、空堀などの遺構を見ることもできますよ。
徳川家康を祭神として祀る久能山東照宮
元和2(1616)年、徳川家康の遺体が埋葬された久能山に、2代将軍・秀忠が久能山東照宮を創建しました。総漆塗り・極彩色の社殿は、当時の最高技術と芸術が結集した権現造で、江戸初期の代表的建造物として国宝に指定されています。山麓から1159段の表参道を登るか、ロープウェイ経由で久能山駅から約100段の石段を登る必要がありますが、厳かな雰囲気と駿河湾を一望する絶景に疲れも吹っ飛ぶはず。また、久能山東照宮博物館も併設されています。
石川さゆりさんの「天城越え」にも登場する浄蓮の滝
伊豆市に位置する浄蓮の滝は、狩野川上流、玄武岩の崖から高さ25m、幅7mに渡って流れ落ちる名瀑布で、日本の滝100選にも選ばれています。下流には自然の川を利用した天城国際鱒釣場が常設され、竿や餌を借りて釣りを楽しめるほか、渓流沿いに続く天城名物のわさび田で、わさびの栽培風景を見ることも可能です。平成30(2018)年には伊豆半島がユネスコ世界ジオパークとして認定され、浄蓮の滝もジオサイトの一つとなっています。
名産品
長年日本一の生産量をほこってきたお茶
静岡茶は京都の宇治茶、埼玉の狭山茶と並ぶ、日本三大銘茶の一つ。静岡では鎌倉中期、僧侶の聖一国師(しょういちこくし)が当時の中国・宋からお茶の種を持ち帰り、栽培が始まったと伝えられています。そして今や全国の茶栽培面積の約40%を占め、生産量は2位の鹿児島が追い上げてきているものの、長年1位をキープ。牧之原や磐田原、天竜川流域など県内で20を超える産地があり、それぞれ香りや味わいの違いを楽しめるのも、静岡茶の魅力の一つです。
県名を冠したブランドマスクメロン「静岡クラウンメロン」
実は野菜に分類されるものの、果物の王様として愛されているメロン。中でも、最高級とされるマスクメロンは、麝香のように素晴らしい香りがすることから、フランス語の麝香(じゃこう)=ムスクがその名の由来に。さらに、静岡県で栽培されている「静岡クラウンメロン」は、1本の木から1玉のみを収穫するため、より糖度が高いのだとか。メロンは収穫後に熟れ始めるので、下部・お尻の部分を軽く指で押し、ほんの少し柔らかく感じるのが一番の食べごろです。
英語でも「WASABI」という名前で知られるわさび
きれいで豊富な水で育つわさびは日本固有の植物で、奈良時代の文献に記載があり、鎌倉時代には食べられていたそう。そして慶長年間(1596〜1615年)に、現在の静岡県で栽培が始まったとされ、今も産出額は全国1位! 平成30(2018)年には「静岡水わさびの伝統栽培」が世界農業遺産にも認定されました。生わさびは小さくても根茎が太くみずみずしいものを選び、できるだけ細かく丁寧にすりおろして、なるべくすぐ食べるのがポイントです。
来月は「岡山県」をご紹介する予定ですので、お楽しみに!
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