旅紀行 @青森
全国各地に展開している「宅配クック123」。今月は、紅葉の見頃を迎える「青森県」のご紹介です!
観光
新緑と紅葉の名所としても知られる奥入瀬渓流
十和田湖の子ノ口から焼山まで、約14kmに渡って流れる奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園に属し、国指定の特別名勝及び天然記念物となっています。深い林におおわれ、滝や清流、岩石からなる美しい渓流美に加え、様々な動植物など見どころがたっぷり。渓流沿いには散策道も整備されているので、この時期は紅葉を愛でながらハイキングすることができます。自然が作り出す造形美に圧倒されるだけでなく、心が洗われること間違いなしです。
春の桜に負けない秋の紅葉の美しさに感動必至の弘前公園
弘前公園は、江戸時代からの天守や櫓(やぐら)が残る弘前城を中心にした、広さ約49haの公園です。桜の名所として有名ですが、実は紅葉の名所でもあります。秋になって急激に気温が低下することにより、1000本以上の楓や桜が美しく色づき、城との見事なコントラストを堪能できます。昨年は中止となりましたが、例年紅葉の時期には「菊と紅葉まつり」が開催されるほか、弘前城天守や櫓、城門などの通常のライトアップに加え、紅葉の特別ライトアップも実施されます。
縄文時代の「ムラ」を体験できる三内丸山遺跡
三内丸山遺跡は、縄文時代前期中頃から中期の終わり頃までの大規模な集落跡で、江戸時代にはその存在が知られていたといいます。そして1992(平成4)年からの発掘調査で、多くの竪穴建物跡や3層の掘立柱建物跡、大量の土器や石器などが出土しました。その後、大型掘立柱建物などが復元され、出土品や資料を展示する「縄文時遊館」も開館。さらに今年2021(令和3)年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」としてユネスコの世界文化遺産の登録が決定しました。
江戸時代から湯治客が集まっていた酸ヶ湯温泉
1684(貞享元)年に、手負いの鹿を追っていた狩人が見つけた、とされている酸ヶ湯温泉。十和田八幡平国立公園の北部、八甲田山の主峰・大岳の西の麓に位置しています。標高約900mという高地にあるため、高山植物をはじめ美しい自然を鑑賞することもできます。温泉は硫黄泉で様々な効能があり、1954(昭和29)年に全国温泉のモデルケースとして、国民保養温泉地第1号の指定を受けています。版画家・棟方志功も湯治をしながら作品を彫っていたという、まさに名湯です。
名産品
青森の名産品の顔ともいえるりんごは全国1位の収穫量!
昔から「りんごが赤くなると医者が青くなる」と言われている通り、様々なポリフェノールを含み、体調不良の予防効果が期待できるりんご。さらにクエン酸で疲労回復、水溶性食物繊維のペクチンで腸内環境を整える働きも期待できます。ポリフェノールやペクチンは皮に多く含まれているので、皮ごといただくのがオススメ。皮のベタつきはワックスなどではなく、りんごが新鮮さを保つために分泌しているものなので、水洗いすればOKですよ。
最高級のブランドマグロとして名を馳せる「大間のマグロ」
津軽海峡、日本海、太平洋と三方を海に囲まれている青森県は、寒流と暖流が混じり合う豊かな漁場に恵まれ、1年中新鮮な魚介類が水揚げされています。中でも、最高級といわれるクロマグロの漁獲量は、全国でもトップクラス。とくに大間町で水揚げされるクロマグロは「大間のマグロ」として、高値で売買されています。赤身には良質なたんぱく質が、トロにはDHAやEPAが多く含まれ、とくに秋から冬にかけては甘みがある脂がたっぷりのって、そのおいしさは格別です。
出荷量が国内全体の約7割を占めるにんにく
1967(昭和37)年に県内の田子町で栽培が始まった「福地ホワイト」を中心に、生産量全国第1位を誇るにんにく。毎年9月中旬から10月中旬に植え付けが始まり、翌年6月下旬から7月上旬に収穫されます。雪の下で越冬しながら育つことで、辛味が少なく甘味のある味わいになるとのこと。においの元となる成分「アリシン」は免疫力アップに効くとされ、さらにはにんにくに含まれるビタミンB1と結合することで、疲労回復の効果も期待できます。
来月は「鹿児島県」をご紹介する予定です。お楽しみに!
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