• 2021.8.25

ケアマネジャーのWORK&LIFE Vol.29

岡田俊充さん

在宅介護支援センター八州苑管理者、医療法人 木水会(もくすいかい)理事
主任介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士

福祉の仕事を知って興味を持ち、地元にもどり介護施設に就職

岡田俊充さん

 学生の頃、介護や医療の仕事に将来就きたいと興味を持ち始めました。そして色々調べる中で、介護施設や病院での相談員の仕事があると知り、昔から人と話をすることが好きだった自分に向いていると思い、目指すようになったんです。卒業後は地元に戻って介護老人保健施設に就職し、通所サービスや生活相談員で働き始め、3年で介護福祉士、そのあとに社会福祉士、平成14年にケアマネの資格をそれぞれ取得しました。また、介護保険制度開始後は、デイサービスやグループホームなど新しい施設の立ち上げ準備など、色々な仕事にも関わらせてもらい、手応えも感じられました。

一番大切にしているのは、しっかり話を聞いて情報を吸収すること

スタッフ一同

 ケアマネジャーとして約20年仕事を続ける中で、一番心がけているのは、しっかり人の話を伺うことです。それは利用者ご本人だけでなく、支えているご家族、事業所のスタッフや主治医の先生に対しても同じで、きちんとヒアリングして色々な情報を吸収するようにしています。また、第一印象や状況をよく見て、気持ちが落ち込んでいる方にはテンションを合わせて寄り添うようにするなど、臨機応変に対応しています。とくに若い頃は、ケアマネとして利用者の方やそのご家族に信頼してもらえるよう、丁寧に対応しようと意識していました。今もその気持ちは変わっていないと思います。
 それと、相手に気持ちよく話をしてもらえるような雰囲気をつくるようにしています。やはり長く仕事をしていると、何を話そうとしているのかとか、その奥に何があるのかといったことを分析でき、昔よりも悩みを解決できるようにはなったと思います。ただ、話を聞いただけでは何も解決できないので、そこから本当に何をしたいのか、ご家族が何を負担に思っているのか、どういったことに気をつけたらいいのか、といったことに心を砕いて、支援するようにもしています。
 あとは、やはり大変な仕事ではあるので、一人で抱え込まずに仲間と話をすることが大切だと思います。私たちの事業所を運営する法人は、若い職員も多く元気で明るく話しやすい環境なので、みんなで色々なことを話し合っています。また、今は自粛していますが、以前は職員旅行や飲み会なども頻繁に実施してくれて、とても働きやすい環境なので今までやめたいと思ったことはないですね。

難しいと思われていた担当利用者の在宅復帰がかなったときの感動はひとしお

認知症カフェ

 所属している法人の老健は、3年ほど前に在宅復帰をメインにした超強化型老健にシフトしたんですが、在宅復帰が難しいと思われてた担当利用者の方が、様々な方の協力によって自宅に戻れて、それをご本人やご家族に喜んでもらえたとき、チームとして関われたことにやりがいを感じます。
 今は、要介護・要支援状態になった方と関わることが多いので、その手前の軽度の状態の方たちに、もっと早く自立支援サービスを利用してもらえたらなと思っています。とはいえ、施設に来るのはハードルが高いというのもわかるので、3年前に市内初となる認知症カフェ(現在はコロナ禍のため休止中)を立ち上げました。ここでは声楽家によるコンサートなどで音楽療法を実施したり、専門職を配置してアドバイスしたりすることで、認知症高齢者ご本人とご家族の支援や啓蒙活動をしていこうと思っていますし、そうした間口の広い場所を充実させていきたいと思います。

休日は、今は家族と過ごすことがほとんど。食生活は野菜多めにシフト

趣味

 妻と小・中・高の子供3人の5人家族で、今は子育てが大変ですが、反面成長がとても楽しみです。仕事は土日が基本休みで、コロナ禍前は家族で旅行や日帰り温泉、スポーツ・プロレス観戦などに出かけることが多かったです。今はそれができないので、自宅でバーベキューをしたり、家でスポーツの試合や洋画のDVDを見たりしていますが、それがいいストレス発散になっています。
 それと、お酒を飲むのが好きなので、今はもっぱら家呑みを楽しんでいますが、早く以前のように同僚や家族と出かけたいですね。あと、お風呂も好きなので、1時間ぐらいかけてゆっくりお風呂に入って、リラックスしています。
 健康についてはあまり意識していなくて、以前筋トレグッズも買いましたが、今は置きっ放しに…。ただ、利用者の方の話を聞いて、足腰が弱らないようにはしておこうと多少意識するようになり、最近は朝早く起きて1時間ぐらい散歩しています。

食生活は野菜多め
 あと、以前はお酒に合う濃い味やあぶらっこい料理が好きだったのですが、健康のためにちょっと控えるようにしています。また、元々野菜嫌いだったのですが、妻が野菜料理を工夫してくれたので多少食べられるようになりました。

できるだけ今の仕事を続けて、自らも事業所もさらに成長させたい

 仕事は、今でも新しい発見ややりがいがあるので、これからもできるだけ続けたいと思っています。また、後進の育成もしっかりしていきたいですし、主任ケアマネとしても、さらなるスキルアップを目指したいです。
 また、私たちの法人は居宅介護支援事業所をはじめいろいろなサービスを提供しており、地域に根付いてきているとは思うのですが、何かあったときにもっと頼ってもらえるような存在になりたいですね。なので、例えば介護保険外のサービスの提供や、軽度な方の受け入れ、また病院に頼る前に相談してもらえるような取り組みなどもしていこうと考えています。
 そしてプライベートでは、しばらくは子育てをしっかりやって、新型コロナウイルスが収束したら色々な場所に家族で旅行に出かけたいですね。リタイアはまだ考えられないので、健康な体を維持するため、利用者の方にいつも話しているように、バランスの良い食事を摂取し、適度な運動を心がけたいです。自分が取り組まないのに人に話すのはダメですよね(笑)。

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