• 2019.6.26

ケアマネジャーのWORK&LIFE Vol.3

利用者に喜んでもらえることが、大きなモチベーションに

 高校卒業後、様々な仕事を経験する中で、人に喜んでもらえると嬉しくなることに気づき、人の役に立つ仕事をしたいと思うようになりました。そんな折に同級生が福祉系の専門学校に通っていたことをきっかけに、初めて介護という仕事を知り、23歳の頃にホームヘルパー2級の資格を通信教育で取得し、介護職の道に進んだんです。
 この仕事の一番のやりがいは、利用者の方の笑顔と、「あなたのおかげで助かった」といった言葉をかけてもらえることです。やはり感謝されれば嬉しいですし、自分でも役に立っているのかなと思えて、モチベーションがあがります。
 また、この仕事では利用者との信頼関係を築くことがとても重要になりますが、そのためにきちんと相手に思いを馳せ、受け入れることを心がけています。利用者の方にも色々な考え方や立場、関係があるので、それをまず受け入れて、「こういうことを考えているのかな」と想像しながら接することが大事だと思うんです。
 とはいえ、支援が必要な方ご自身とコミュニケーションがとれないことも多く、ご家族とのコミュニケーションも非常に大切となり、積極的に関わりをもとうと心がけています。できるだけ相手の都合に合わせて連絡をとったり、勤務外でも面談をしたりするのも、その一環。
 さらに、以前介護スタッフとして働いていたときは、利用者ご本人が望むことをしていればよかったですが、ケアマネは環境を含め、生活全般を捉え支援をしていく必要があります。そのため、利用者の方が望む生活を実現するためにどんな課題があり、それをどう解決へ結びつけていくか、ということを常に意識しています。今後もご本人の想いと、それを取り巻く環境すべてを含め生活支援が出来るように心がけたいですね。

人材不足&育成が大きな課題。何事にも挑戦するのがモットー

 介護の現場で一番の課題は人材不足です。その大きな要因は、人材育成がうまくいっていないためだと思っています。介護は家庭でも行われていますし、誰にでもできる事ではありますが、仕事となると話が変わってきます。介護の仕事は多くの分野を学ぶ必要があり、環境や状況の変化に合わせて対人援助をしないといけないので、常に考え行動する必要がある。また、倫理や常識といった人間性、人として培ったものも問われます。
 そのため、難しい、きつい、ついていけない、ストレスが大きいからと、やりがいを感じる前に辞めてしまう人が多い。本来、介護の仕事はやりがいが多く、人の笑顔や感謝の言葉、喜び、人の尊さ、先人たちからの学び等々、人として生きる意味を感じられる仕事だと思うんです(もちろん逆を感じる場面が存在することも否めませんが)。だからこそ、そうしたやりがいを感じる余裕を持って、人材育成できる人材を増やさないといけないと考えています。
 自身の今後の目標も、そういったことを踏まえた活動も視野に入れて、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。依頼があったことは断らず何でもチャレンジ!! 失敗を恐れず、良い経験が出来たと考える、をモットーに、今後も成長していきたいですね。

利用者に寄り添った宅配弁当が理想的

 宅配弁当の利用者の方を見ていると、業者が対応してくれる曜日や時間帯などが決まっていたり、お弁当自体に満足できなかったりして、業者を何度も変えている方が多いかなと感じています。結果、より家庭的な料理を作ってくれる地元の定食屋から配達してもらうのが一番、というケースが多くなっているようです。
 「宅配クック123」は、当事業所の利用者で実際に使っている方はまだいないのですが、パンフレットなどを見ると「1分間サービス」などを実施していて、すごく助かるだろうなと感じています。正直、宅配弁当業者の中には、弁当を置いていくだけというところもあり、直接弁当を手渡しするということは、様子も確認できるので、利用者ご自身はもちろん、ご家族にとっても非常に心強いと思います。また、ちょっとした作業をしてもらえるというのは、とても有益なサービスだと思います。

休みは家族で過ごし、子供の言葉でやる気アップ

 もうすぐ3歳ともうすぐ1歳の子供がいるので、現在はやはり子供中心の生活になっています。休日は週に1日、祝日があれば2日あり、公園やイベントに出かけるなど、できるだけ家族みんなで過ごすようにしています。また、妻も平日はフルタイムで仕事をしているので、休日にまとめて買い物に行くことも多いです。
 日々ストレスを感じることがあまりないので、とくに解消法というのもないですが、強いていうなら、最近上の子供が言葉を覚えてきて、毎朝「行ってらっしゃい」「仕事頑張って」と言ってくれるのが、頑張ろうと思える大きな原動力となっています。
 あと、お酒が大好きなので、晩酌は毎日の楽しみの一つです。また、夕食時や子供が寝た後にラジオやテレビを視聴したり、週に1~2回、仕事終わりに仲間とフットサルでワイワイ体を動かすのも楽しいですね。

毎朝自分で作る味噌汁と、ちょっとした昼寝で日々健康!

 食事に関しては、とくにこだわっていることはないのですが、唯一やっているのが、毎朝味噌汁を自分で作ること。基本的に毎晩お酒を飲むので、やはり朝は味噌汁を飲むのがいいだろうと思い、いりこやしいたけからしっかり出汁をとって、自分好みの味で作っています。
 こだわりの健康法というのも、とくにこれといってないのですが、集中力を高めるため、昼に時間があるときは15分ぐらい横になるようにしています。今は小さい子供がいて、夜にきちんと寝られないこともあるので、昼にちょっと横になるだけでも体が思いのほか休まり、午後しっかり仕事ができるようになると感じています。
 これからもずっと家族みんなで元気に楽しく過ごしていくために、日々頑張りたいです。そして、先ほどお話したこととも重なりますが、「人の役にたつこと」というのは、人生においても大きな目標となっています。仕事に限らず、人に必要とされる人物でありたいですし、終焉の際に惜しまれる人間でありたいと思っています。

・医療法人 雄人会 三川内病院居宅介護支援事業所
・管理者・ケアマネジャー
・市山 広太さん
・高校卒業後、一般企業に入社。23歳ごろ以前より興味があった介護業務に就くためホームヘルパー2級の資格を取得し、老健のデイケアで勤務。その後、介護福祉士、介護支援専門員の資格を取得。グループホームや病院など様々な事業所での勤務を経て、2014年頃に社会福祉系専門学校を卒業。2015年より居宅介護支援事業所で介護支援専門員として勤務している。

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